八重洲塾では、SDGs(持続可能な開発目標)について考えていきます。SDGsは地球環境や経済活動、人々の暮らしを持続可能とするためにすべての国が2030年までに取り組む行動計画であり、17の目標、169のターゲットからなります。
前回より、八重洲塾は「SDGsを実現するための農業と食品産業」をテーマに開催しています。地球沸騰化が進む中、温暖化ガスのCO2等の発生抑制、または、CO2を取り込む取り組みが、農業・食品産業の重要課題です。環境に負荷をかけない持続発展可能な農業・生産性の高い食料生産への進化・活力に満ちた地域社会の創生・食品ロス削減をするアップサイクル商品開発、それら社会課題解決への消費者意識の醸成等、課題山積。
第63回八重洲塾では、ねぎびとカンパニー株式会社 代表取締役 清水 寅(しみず つよし)様より「持続可能な農業経営」について、Vみんなのエシカルフードラボ 瀧田 希(たきた のぞみ)様より「エシカルな食品は消費者価値になり得るか」についてご講義をいただきます。
【略歴】 早稲田大学卒業後、渡仏。 帰国後、広告会社を経てカルチュア・コンビニエンス・クラブ株式会社入社。宣伝販促やブランド戦略立案業務に従事。 2011年よりTポイント(現Ⅴポイント)の会員基盤やビッグデータを活用した社会課題解決型の取り組みとして、東日本大震災復興支援、地域活性、持続可能な漁業等をテーマとした共創型の社会価値創造プロジェクトを5つ立ち上げ、責任者を務める。 2021年3月「Ⅴみんなのエシカルフードラボ」を発足。エシカルフード市場創出に向け、フードチェーンにおけるステークホルダーとの共創活動を実施。