八重洲塾では、SDGs(持続可能な開発目標)について考えていきます。SDGsは地球環境や経済活動、人々の暮らしを持続可能とするためにすべての国が2030年までに取り組む行動計画であり、17の目標、169のターゲットからなります。
前回より、八重洲塾は「SDGsを実現するための農業と食品産業」をテーマに開催しています。地球沸騰化が進む中、温暖化ガスのCO2等の発生抑制、または、CO2を取り込む取り組みが、農業・食品産業の重要課題です。環境に負荷をかけない持続発展可能な農業・生産性の高い食料生産への進化・活力に満ちた地域社会の創生・食品ロス削減をするアップサイクル商品開発、それら社会課題解決への消費者意識の醸成等、課題山積。
第63回八重洲塾では、ねぎびとカンパニー株式会社 代表取締役 清水 寅(しみず つよし)様より「持続可能な農業経営」について、Vみんなのエシカルフードラボ 瀧田 希(たきた のぞみ)様より「エシカルな食品は消費者価値になり得るか」についてご講義をいただきます。
加納 千裕 氏
【略歴】 長崎県生まれ。 平成23年 山形県へ移住。翌年平成24年 就農。 平成26年 ねぎびとカンパニー 法人化 。 令和元年 苗事業開始。 令和3年 肥料事業開始。 令和4年葱出荷組合zeroを立ち上げ、日本のネギの自給率アップ、農家が経営できる平均単価になる仕組みづくりに日々没頭している。
令和元年10月山形県ベストアグリ賞・農林水産大臣賞 受賞 主な著書 令和2年『なぜネギ1本が1万円で売れるのか?』(講談社+α新書)