八重洲塾では、SDGs(持続可能な開発目標)について考えていきます。SDGsは地球環境や経済活動、人々の暮らしを持続可能とするためにすべての国が2030年までに取り組む行動計画であり、17の目標、169のターゲットからなります。
前回より、八重洲塾は「SDGsを実現するための農業と食品産業」をテーマに開催しています。地球沸騰化が進む中、温暖化ガスのCO2等の発生抑制、または、CO2を取り込む取り組みが、農業・食品産業の重要課題です。環境に負荷をかけない持続発展可能な農業・生産性の高い食料生産への進化・活力に満ちた地域社会の創生・食品ロス削減をするアップサイクル商品開発、それら社会課題解決への消費者意識の醸成等、課題山積。
第62回八重洲塾では、ASTRA FOOD PLAN株式会社 代表取締役社長 加納 千裕氏より「ASTRA FOOD PLANが挑戦するフードテック・アップサイクルビジネス最前線」について、株式会社アイル 代表取締役 早田 圭介氏より「規格外野菜を活用した野菜シート」についてご講義をいただきます。
加納 千裕 氏
【略歴】
山口大学を卒業後、野村證券に入社。
1993年に退職。故郷の長崎県平戸市に戻り、早田商店に入社。
2006年に有限会社アイルを設立、代表取締役就任。形やサイズの違いにより流通されない規格外野菜を原料とする野菜シート「VEGHEET(ベジート)」を開発・製造し、大手スーパーをはじめ、小売店で広く販売展開している。
2008年 日本商工会議所主催ビシネスプランコンテスト・グランプリ受賞。
2016年 ニッポン新産業創出大賞・中小企業庁長官賞受賞。
2018年 フードアクションニッポンアワード・10選(最高賞)受賞。