八重洲塾では、SDGs(持続可能な開発目標)について考えていきます。SDGsは地球環境や経済活動、人々の暮らしを持続可能とするためにすべての国が2030年までに取り組む行動計画であり、17の目標、169のターゲットからなります。
2024年9月からは、八重洲塾は「SDGsを実現するための農業と食品産業」をテーマに開催していきます。地球沸騰化が進む中、温暖化ガスのCO2等の発生抑制、または、CO2を取り込む取り組みが、農業・食品産業の重要課題です。環境に負荷をかけない持続発展可能な農業・生産性の高い食料生産への進化・活力に満ちた地域社会の創生・食品ロス削減をするアップサイクル商品開発、それら社会課題解決への消費者意識の醸成等、課題山積しています。「 SDGsを実現するための農業と食品産業 」について学び考えます。
第61回八重洲塾では、農林水産省 みどりの食料システム戦略グループ長 久保 牧衣子氏より「各地で進むみどりの食料システム戦略」について、イオンアグリ創造株式会社代表取締役社長福永 庸明氏より 「持続発展可能な農業・ニューバリューチェーン構築」についてご講義をいただきます。
福永 庸明 氏
【略歴】
1995年ウエルマート株式会社(現株式会社フジ)入社、農産部長、コーディネーター部長を経て、2009年7月イオンアグリ創造㈱設立。
生産本部長兼管理本部長、2012年代表取締役社長に就任。
2010年にGLOBALG.A.P.認証。
2017年に有機JAS認証を取得。有機JAS認証は現在6農場で取得済。
2015年フード・アクション・ニッポン アワード2015食文化・普及啓発部門優秀賞。
2018年日本クリエイション大賞2018 農業活性化賞を受賞。
2017年農業を多面的に見るため東京大学EMPで学び卒業。
現在農業用ハウスのCO2排出量実質ゼロ化に取組んでおり、自然資源の持続可能性と事業活動の継続的発展の両立を目指す。